
事故の現場で「ケガはなさそうなので物損で」と処理して帰ってきた。ところが翌日から首が痛い——。この状況、実は非常に多くの方が経験しています。そして多くの方が知らないのが、物損事故のままでは、体の補償はほぼ受けられないという事実です。
物損事故は「モノが壊れた事故」、人身事故は「人がケガをした事故」として警察に記録されます。自賠責保険は人のケガを補償する保険なので、記録上ケガ人がいない物損事故では、治療費も慰謝料も原則として請求の土台がありません。
✅ つまり、こういうことです
車の修理代(物損)は相手の任意保険から出ても、あなたの体のケア費用と慰謝料(人身)は、人身事故への切り替えをしないと受け取りそこねる可能性が高い、ということです。

【図解】物損→人身 切り替えの流れ
手続き自体はシンプルですが、時間との勝負です。事故から日が空くほど、警察も保険会社も「本当にあの事故のケガ?」と慎重になります。目安は1〜2週間以内。今日この記事を読んだなら、今日動くのが正解です。
実は、人身事故への切り替えをしなくても「人身事故証明書入手不能理由書」という書類を使って自賠責に請求できるケースがあります。ただし保険会社によって扱いが異なり、後遺障害の申請などで不利になる可能性も指摘されています。原則は切り替え、やむを得ない場合のみ理由書と覚えてください。判断に迷ったら、状況を伺った上で最適なルートをご案内します。
⚠ 「大ごとにしたくない」その遠慮が一番危ない
相手から「点数が…」「物損のままにしてほしい」と頼まれても、応じる義務はありません。あなたが我慢しても、失った補償は誰も返してくれません。断りにくい場合の伝え方も一緒に考えますので、抱え込まないでください。

手続きが整えば、窓口負担0円で施術に通えます。追突事故や駐車場での事故など、物損で処理されがちな事故ほど、むちうちが潜んでいることが多いもの。体の検査だけでも早めに受けておきましょう。
「手間をかけて切り替える価値があるのか」——あります。人身事故として認められることで、次の補償の扉が開きます。
仮に3ヶ月・30日通院したケースなら、慰謝料だけで25万円前後になることも珍しくありません。警察署に行く数時間の手間と引き換えにするには、あまりに大きな差です。
逆に言えば、切り替えずに我慢した場合、これらをすべて自己負担・泣き寝入りで抱えることになります。体の痛みに、お金の痛みまで重ねる必要はありません。
Q物損事故のままだと何が問題ですか?
人身事故として扱われないと、原則としてケガの治療費や慰謝料を自賠責保険に請求できません。体の補償の入り口が閉じたままになります。
Q人身への切り替えはいつまでにすべきですか?
法律上の明確な期限はありませんが、事故から時間が空くほど因果関係の証明が難しくなります。目安として1〜2週間以内、できるだけ早くが鉄則です。
Q切り替えには何が必要ですか?
医師の診断書を持って、事故を処理した警察署に届け出るのが基本の流れです。診断書の取得から当院がご案内できます。
Q警察に行く時間がありません。切り替えないとダメ?
「人身事故証明書入手不能理由書」を使って保険請求する方法もあります。ただし条件があるため、まずご相談ください。
Q相手に「物損のままで」とお願いされています。
相手の事情より、あなたの体と補償が優先です。応じる義務はありません。角を立てない断り方もアドバイスできます。
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| 電話 | 0568-90-1841(交通事故は夜20時まで受付) |
| 窓口負担 | 自賠責保険適用で0円 |
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